2015年~2017年バックナンバー
事務所移転
弁護士として最後の引越しになるかもしれません。
最初は、大阪高等・地方裁判所の東にあるビルで開業しました。
裁判所とビルの間に伊藤忠の高層マンションがたち現在のビルの822号室に移転しました。
基準は、最初のビルと同じ縦横の長さの部屋のビルという基準で探しました。
パーティションや机、椅子などの備品はそのまま使えるようにとの配慮です。
保管記録の保管のため、地下に1部屋倉庫を借りていました。
今回は、面積が1.5倍になります。
ただ、経済上の理由から、地下の倉庫を返却しますから、地下に保管していた記録の一部をもってきますから、さほど広くはなりません。
独立してからの記録を保管していたのですが、事件終了後一定の期間を区切って廃棄しました。期間は「企業秘密」です。
原本はすべて事件終了と同時に返却し、「必要な原本すべて返還を受けました」という署名を記録にしてもらっています。
あるいは、こちらで処分して欲しい(サラ金の依頼者の契約書やカードなど)という依頼者も「必要な原本すべて返還を受けました」という署名を記録にしてもらっています。
預かっている遺言は、池田銀行堂島支店の貸金庫にあります。あと、保管する必要があると考える記録は残しています。
今は、焼却処分ではなく、溶解処分がなされるそうです。
平成27年1月16日(金)のうちに、消えてしまっているはずです。
引っ越しにともない、いろいろな手続きがいります。
弁護士会に事務所移転を届出ます。2000円の手数料がかかります。
郵便局に転居届をだしています。
名刺が使えなくなります。400枚ほど無駄になりました。
200枚ほど新しいのを用意しています。
ホームページは修正済みです。
封筒は大小ありますが「環境保護のため」、従前の封筒を使います。
「822号室」のところに「407号室」というシールを貼付け、なくなるまで利用します。
ゴム印は、4段のものですが、「堂ビル822号室」の段をすてて「堂ビル407号室」の段を買いました。
他の弁護士さんや依頼者に案内は出しません。
依頼者には年賀状で、移転時期も移転場所も書いています。
弁護士さんが来るということは、よほど親しい弁護士でもない限り、まずありません。