本文へ移動

雑記帳

雑記帳

円相場一時1ドル156円台 34年ぶり安値

 令和6年4月26日の外国為替市場の円相場は一時1ドル=156円台前半まで下落しました。1990年(平成2年)5月以来約34年ぶりの安値だそうです。

 その昔は、1ドル=360円の固定相場でした。
 「ハンドルの値段はいくら?」「180円。半ドルだから」というつまらないジョークがありました。

 私は、1982年(昭和57年)6月から1984年(昭和59年)6月まで、ドイツに留学していました。裁判所からの留学生の慣行で、最後の1ヶ月は北アメリカを周遊(私は、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストン、トロント、カルガリー、サンフランシスコ)して帰国しました。

 ニューヨークのホリデイ・インに宿泊したとき、朝食なしの予約をして、朝食をオプションとしてつけたのですが、1食12ドル、当時のレートが1ドル237円くらいでしたから、3000円弱の朝食でした。
 何のことはない、普通のバイキング形式で、ハム、ゆで卵、パン、シリアル、ミルク、コーヒー、フルーツなどがあるだけです。
 計算をしてびっくりしました。
 ドイツなら10マルク800円くらいのものでした。
 為替は怖いと思いました。

 円安が続けば、「1990年(平成2年)5月以来約34年ぶりの安値」は、過去に遡っていくのでしょうね。
 ただ、いくらなんでも、1984年(昭和59年)の1ドル=240円にまではいかないと思います。


TOPへ戻る