2018年バックナンバー
雑記帳
銀杏
大阪のメーンストリート、御堂筋(国道25号、約4キロ)を彩るイチョウ並木に「異変」が起きているそうです。
秋に「雌木」に実るギンナンのにおいが敬遠され、実がならない「雄木」に植え替えが進められているそうです。
かつて約400本あったという「雌木」は半分近くに減少。将来は秋の風物詩の「ギンナン落とし」が姿を消す可能性もあるそうです。
ギンナンの実は地面に落ちると、強烈なにおいを放つため、夜や未明にギンナンを落として回収し、その量は約5トンにのぼそうですが、完全な回収は難しく、ギンナンを踏んだ通行人や周辺の店舗から、においへの苦情が絶えないようです。
確かに臭います。
東京大学本郷キャンパスにも、銀杏並木があります。
昭和50年代には、安田講堂地下に「銀杏メトロ食堂」がありました。
どこかの新聞が、何を思ったのか「ぎんなん」と書いていました。
今は「法文2号館」地下に移転しているようです。
大学生の時は、懐具合を気にしながら何を食べるか決めていましたが、修習生になって給料をもらうようになってから(司法研修所は文京区湯島四丁目にあり、下宿を変わる必要がないことから、司法修習地を東京にしました。
通勤路は、正門から構内を歩いて龍岡門を出ると司法研修所でした)、懐具合の心配もなく、何を食べたいかで決めることができるようになりました。というか、学食では、あまり食べなくなりました。