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2018年バックナンバー

雑記帳

弁護士数40000万人を突破・10年で1.5倍

 日本弁護士連合会は、弁護士登録者数が4万人を超えたことを明らかにしました。

 平成29年3月末時点で3万8980人でしたが、平成30年1月に入り4万人を突破し、1月25日現在で4万103人となっていまする。

 

  政府は平成14年、国民が利用しやすい司法制度の実現を掲げ、司法試験の年間合格者目標を「年間3000人程度」と設定し、1万人台で推移してきた弁護士数は平成16年に2万人台、平成23年に3万人台に達しました。

 

  しかし、最高裁などの調べでは、全国の地裁に起こされた民事裁判の件数は、一時的に激増した過払い金返還訴訟を除くと過去10年、年間9万~10万件でほとんど変わっていません。

 

 法曹志願者数の減少もあり、政府は平成27年に年間合格者目標を「1500人程度を下回らないようにする」と修正しました。

 

 なお、年間合格者が1500人になったとしても、高齢などにより弁護士をやめていく人は、年間合格者500人時代の人ですから、増加し続けることに間違いはありません。

 

 弁護士受難の時代が続くでしょう。

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