2018年バックナンバー
雑記帳
若者の自民党支持率が高くなってきた理由
平成29年10月のテレビ朝日の出口調査によりますと、世代別の自民党支持率は以下のとおりです(出典、テレビ朝日の出口調査のテレビ報道より)
自民党の世代別支持率
18、19歳 47%
20代 49%
30代 40%
40代 35%
50代 32%
60代 30%
70歳以上 37%
一目瞭然ですね。
今の若い世代に保守とか革新などというイデオロギー的な意識は希薄のようです。
財政危機や年金制度の破たんなど将来に不安を抱く世代が、問題を解決できる実務能力のある安定した政治を求めるのは当然でしょう。
民主党政権の無残な失敗を10代後半や20代で実感したのが今の若い世代です。
威勢よく自民党を批判し政権獲得した民主党ですが、いざ政権を担うと統治能力のないままバラバラになってしまいました。
普天間飛行場移設問題は、ただひっかきまわしただけの最悪の結果となり、東日本大震災の原発問題の対処もお粗末なものでした。
若い世代には民主党の無責任な姿しか記憶に残っていないでしょう。
今後、彼らは40代、50代となり、社会の中核を担っていくことになります。いまのままだと彼らは自民党にとって貴重な得票源になっていき、その結果、自民党政権が継続することになるでしょう。