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　三菱東京ＵＦＪ銀行は、平成３０年４月１日から、銀行名を「三菱ＵＦＪ銀行」(英語名・MUFG Bank, Ltd.)に変更すると発表しました。

 

　その昔、都市銀行は１３行ありました。

 

　オンラインシステムで、他の都市銀行のＡＴＭから現金が引下ろせるシステム（BANKS）ができたときの１３行です。

 

　第一勧業銀行（現・みずほ銀行）
　三井銀行（現・三井住友銀行）
　富士銀行（現・みずほ銀行）
　三菱銀行（現・三菱東京ＵＦＪ銀行）
　三和銀行（現・三菱東京ＵＦＪ銀行）
　住友銀行（現・三井住友銀行）
　東京銀行（現・三菱東京ＵＦＪ銀行）
　協和銀行（現・りそな銀行）
　大和銀行（現・りそな銀行）
　東海銀行（現・三菱東京ＵＦＪ銀行）
　北海道拓殖銀行（経営破綻・消滅）
　太陽神戸銀行（現・三井住友銀行）
　埼玉銀行（現・りそな銀行と埼玉りそな銀行）

 

　東京銀行は、明治時代の横浜正金銀行の後継銀行です。
外国為替に強い銀行でした。

 

　私も、ドイツ留学時に、東京銀行・デュッセルドルフ支店にまとまったお金を預けていました。

 

　大阪地方裁判所から振込まれる給与・賞与だけではなく、１日９６００円の在外勤務手当の振込先も、東京銀行・デュッセルドルフ支店にしていました。

 

　ボンから電車で１時間、ついでに日本食を食べるのも悪くありません。

 

　いざとなったとき、日本語で話せるという安心感があります。

 

　裁判官ですから、日本語でさえ話せば、討論に負けるということは考えにくいです。

 

　小さななお金は、地元のドイツ銀行（中央銀行ではなく、民間銀行です）の支店に預けていました。

 

　小切手を利用したのも、留学時が最初で最後です。

 

　話を戻して、上記の１３行から、名前の残っている銀行はわずかです。

 

　「三菱UFJ信託銀行」「三菱UFJ証券」は「東京」が入っていません。

　「MUFG（Mitsubishi UFJ Financial Group）を一体として価値をもっと高めたい」という理由だそうです。

 

　もっとも「三菱東京ＵＦＪ銀行」が長すぎるのも事実です。

 

　みずほ（３文字）、三井住友（４文字）、りそな銀行（３文字）と比べて、７文字は多すぎます。