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2018年バックナンバー

雑記帳

紙の通帳に毎年手数料?大手銀、収益悪化で対策検討

  メガバンクが、超低金利で国内事業の収益が悪化しています。
 
 人員整理も始まるようです。
昔は、銀行に就職できれば、一生安泰といわれた時期がありました。
 
 もちろん、ある程度の年齢になれば、片道切符で、取引先に出向することもあるのですが、60歳までは、雇用は約束されます。
 
 今は62歳でしょうか。
 
 一流の銀行に入行すれば、つぶれもしないし、シートベルトをしめて一生安泰ともいえなくなってきました。
 
 三菱東京UFJ銀行では、負担が重い紙の通帳を有料化し、低コストのネット利用を促す案が浮上しています。他の銀行も様々な方策を検討しています。
 
 紙の通帳を使う場合は、預金者から毎年手数料を取る案が出ています。紙の通帳を発行せずネット通帳で確認する場合は無料のままにします。
 
 通帳には、印紙こそ貼られてはいませんが(「印紙税申告納付につき〇〇税務署承認済」という表示があります)、銀行は年に1度一括して税務署に印紙税を納付しています。
 
 印紙税を利用者に負担してもらおうという案です。
 
 日本人は、預金にコストはかからないと思っていますから抵抗はあるでしょうね。

  超低金利でほとんど利息がない中、単に預金者に負担を求める方法では反発が予想されます。
 
 インターネット・バンキングも、窓口やATMに並ぶ必要がなく、24時間取引ができるのは楽ですけれど、パスワードの保管とか、セキュリティーとかの点を考えると面倒ですね。
 
 ちなみに、りそな銀行では、休眠口座(2年以上取引がなく、かつ1万円未満の座高しかない場合)は、連絡の上、年間1200円+消費税の口座管理手数料がかかります。
 
 ATMでおろせるだけおろして、1000円未満の普通預金しかなければ、1年で口座残高が0になります。
 
 この制度を取り入れたらようように思います。
 
 なお、ドイツの民間銀行は、口座管理手数料を取るのが当然で、一定の条件を満たした場合のみ、口座管理手数料が免除されるのが一般です。
 
 通帳もなく、取引ごとに明細書が郵送され、銀行の口座開設のときに受取ったバインダーに順次取り付けていくという方式でした。
 
 他の国は知りませんが、通常はそうですね。
 
 日本でも、外資系の銀行は、口座管理手数料を取るのが当然で、一定の条件を満たした場合のみ、口座管理手数料が免除されるところがあります。
 
 日本はサービスのしすぎですね。
 
 なお、コンビニATMは、硬貨は使えませんし、タッチパネルではなく普通のボタン式、送金や、預金通帳の記帳もできません。
 
 ATMは安くつきます。
 
 銀行のATMは、硬貨は使えますし(一部硬貨の使えない機械もあります)、タッチパネル式、送金もできますし、預金通帳の記帳もできまます。
 
 ATMが高くつくわけです。
 
 簡素化といっても限度がありますね。
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