本文へ移動

2018年バックナンバー

雑記帳

サーティワンアイスクリーム

 サーティワンアイスクリームというアイスクリームチェーンがあります。

 1945年アメリカのカルフォルニア州でBaskin、Robbins両氏によって創設された世界最大のアイスクリームチェーンです。

 

 なぜ、31なんでしょう。

 たくさんのフレーバーの中から、1ヶ月(31日間)毎日違ったアイスクリームを楽しんでいただきたいとの願いから「サーティワンアイスクリーム」と名付けましたというのが、公式見解です。

 

 しかし、1ヶ月が31日というのは「大の月」だけです。

 本当に31日のつもりで「31」と名づけたのでしょうか。

 2月4月6月9月11月に食べられることがなかったアイスクリームは「ひがまない」のでしょうか。

 本当に、設立当初に、31種類もの種類のアイスクリームがあったのでしょうか。

 ダブル、トリプルのアイスクリームの立場は一体どうなるのでしょうか。

 

 私は、31という数字について、別の由来を聞いたことがあります。

 

 アイスクリームは、普通、円錐形のコーン(cone)という受け皿に、アイスクリームのボールをつんでいきます。ボールには、プレーンのボールもありますし、バニラ、チョコレート、ストロベリー・ラズベリーなどの果物、抹茶、コーヒーなどのフレーバーのついたボールもあります。

 

 ボールは、1個(シングル)、2個(ダブル)、3個(トリプル)、4個(クアドラプル)、5個(クインティプル)・・と続くのですが、まあ、常識的に考えて5つまでですよね。それ以上乗せると落ちてしまいかねません。

 

 プレーン、バニラ、チョコレート、ストロベリー、ラズベリーなど5種類のアイスクリームを用意し、コーンの上に載せます。

 何種類のアイスクリームができるでしょうか。

 各種類のアイスクリームが、あるかないか、つまり1か0です。つまり2とおり。それが5種類りありますから、2^5=32。

 コーンだけのアイスクリームは、売り物にはなりませんから、1を引きます。

  32-1=31

 

  創業当初は、コーンに5種類のアイスクリームを、最大5つまででのせて販売していた、種類は31となり、それが「31アイスクリーム」の由来だという話です。

 

 皆さんは、どちらを信じますか。

TOPへ戻る