2018年バックナンバー
雑記帳
憲法記念日
今日、平成30年5月3日は71回目の憲法記念日です。
日本の全国紙は、産経、読売、日経、朝日、毎日の順で、右派から左派に並びます。
平成29年5月3日、安倍首相が、憲法9条の改正の決意を述べたころから、朝日、毎日の左派系メディアが、安倍内閣の倒閣運動に出ました。
森友問題は、結局、近畿財務局が、うまく売却できず売り急いでいた土地を、本来なら入札制度をとっていれば、瑕疵担保の問題も生じなかったところ、籠池夫妻に任意売却しようとしたものの、地中のゴミが埋まっていることが発覚し、訴訟の提起もほのめかされて、8億円のダンピングをしようとしたという事件のようです。
もともと、さほどの価値のある土地ではなかったようです。
現に、隣地も、ほぼタダ同然で、豊中市に売却されています。
現在も、捜査が続いていますので、いずれ、結論が出るかと思います。
籠池夫妻は起訴されて勾留中ですね。
第1回公判前ですから、大阪地裁の受訴裁判所ではなく、大阪地裁の令状部の裁判官が、勾留の更新をしていることになります。
罪証隠滅の恐れがあると裁判官が判断しているのでしょう。
令状部の裁判官が、だれかを「忖度」するはずもありません。出世コースでは、そもそもありません。
加計問題は、昭和59年以降、文部科学省が、通達により、既存の16大学以外が獣医学部を新設することを認められていなかったところ、国家戦略特別区域の制度により、やっと、新規の獣医学部の設置認可が行われたということですね。
獣医学部の新設の申請をずっとしていた、加計学園と愛媛県・今治市の認可がなされ、平成30年4月から、新設獣医学部が開校しました。
京都産業大学は準備不足で、長年にわたり待たされ、準備万端ととのっていた加計学園が認められたということです。
「first-come, first-served」(「先んずれば人を制す」「早い者勝ち」)ということでしょう。
といいますか、他の学校は最初からあきらめていたので唯一残ったところが認可を得たということでしょう。
国会は、1年間無駄なことをしていました。
途中に衆院選もありました。
何のことはない、自民党と公明党の圧勝でした。
選挙制度もあるでしょうが、世論調査の信頼性が疑われることになりました。
無駄な時間を費やしたために、憲法改正の目処は立っていません。
朝日、毎日の左派系メディアによる安倍内閣の倒閣運動は実を結んだということになるでしょう。
あまり想像したくありませんが、北朝鮮有事となったらどうするのでしょうか。