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2018年バックナンバー

雑記帳

北朝鮮「一方的に核放棄強要なら米朝首脳会談再考」米をけん制

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、平成30年5月16日、キム・ケグァン第1外務次官の談話を伝え、この中でトランプ政権に対し、「われわれに一方的に核の放棄だけを強要しようとするならば、米朝首脳会談に応じるかどうか再考せざるをえない」として、来月12日にシンガポールで開かれる予定の、史上初の米朝首脳会談を取りやめる可能性を示唆して、アメリカ側の出方をけん制しました。

 

 北朝鮮の非核化を巡って、アメリカが「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」「ICBMと中短距離ミサイルの廃棄」「化学兵器の廃棄」「日本人拉致被害者の帰国」を求め、それが実現した段階での制裁解除と経済的支援を提案しているのに対し、北朝鮮は、体制の保証と軍事的脅威の解消を前提として、段階的に非核化プロセスを進める立場を主張しています。

 

 北朝鮮は甘いですね。
 現在のアメリカの大統領、国務長官、大統領主席補佐官の顔ぶれを見れば、アメリカが何を考えているかわかるはずです。

 

 アメリカ・ホワイトハウスの報道官は、「北朝鮮が会談したければ、その用意はある。もし会談したくないのなら、それでも構わない」とコメントしています。

 当然ですね。

 

 経済制裁を続けて、北朝鮮が、本気で白旗を揚げるまで待つしかないのかも知れません。

 

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