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2018年バックナンバー

雑記帳

プラスチックストロー

 平成30年8月16日、ファミリーレストラン最大手のすかいらーくホールディングスは2020年までに、国内外3200店すべてでプラスチック製ストローの利用をやめると発表しました。

 

 プラスチックストローは、環境への影響から大量使用に懸念が高まっていて、アメリカのコーヒーチェーン大手のスターバックスなどに続いての措置です。

 

 2020年までに、幼児や障がい者などストローが必要な来店客や、スムージーなどストローを使うメニューには提供しますが、既存のプラスチックは使わない代替品を検討するとしています。

 

 OECDによりますと、世界のプラスチックごみ発生量は平成275年に3億200万トンで、昭和55年の6倍に増えています。

 

 使捨てレジ袋やストロー、カップなどのプラスチック製品が海に流出すると、微細なマイクロプラスチックになり生態系への影響が懸念されます。

 

 プラスチックの代わりに、原料、紙やバイオマスプラスチックにすれば、生態系への影響が少なくなるというわけです。

 

 EUが、ストローなど使捨てプラスチック製品を規制する方針で、日本政府もプラスチックごみの削減に向け議論を始めています。

 

 企業では、スターバックスが2020年までにプラスチック製ストローを世界で廃止します。

 

 マクドナルドは英国とアイルランドで紙製に切り替える方針です。

 

 ファミレス最大手のすかいらーくHDが全廃を決めたことで、同様の流れが日本で進む公算が大きいとされています。

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