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2019年バックナンバー

雑記帳

日本のLCC

 令和元年10月27日は、ともに全日空傘下のピーチ航空とバニラ航空が統合した初フライト日でした。
 
 既存の航空会社との「共食い」を恐れる声もありましたが、通常のビジネスマンは利用しないと思います。
 早朝便はいいですが、遅くなるほど延着率は高まります。
 「ねらい目」は、早朝便と断言する評論家もいます。
 
 直近の搭乗率は77%程度と、目標の70~75%を上回る。LCCの採算ラインは、「搭乗率で7~8割」(業界関係者)とされており、これをクリアしているとも言われています。
 
 日本の格安航空会社(LCC)の未来については、いろいろ言われています。
 
 現時点では、成功しているように見えます。
 関西国際空港は24時間空港です。
 ただ、早朝、深夜のアクセスとなると問題も多いですね。
 
 電車のなくなる深夜早朝発便は、最終列車で空港に到着し、空港で時間をつぶす旅客が多いそうです。
 逆に、電車のなくなる深夜早朝着便は、朝1番の電車が走るまで待つ旅客が多いそうです。
 空港近くのホテルに宿泊していたのでは、何のための「格安航空」かわかりませんから。
 
 泉佐野駅まででしたら、通常のリムジンバスや電車の走っていない時間でも、1時間に1便程度は走っています。
 関西国際空港対岸にあるホテルなどは、「午後11時チェックイン、午前5時チェックアウト」で1泊3000円(4人相部屋)のプランなども用意しているようです。
 
 泉佐野市駅前で、送迎つきのカプセルホテルを経営すれば「もうかる」かも知れません。
 
 ただ、出発客のみにいえることで、すべての便が定刻通りつけば、予約なしの宿泊客は見込めません。
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