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2019年バックナンバー

雑記帳

関空特需

 関西国際空港第2ターミナルに本拠を置くピーチ航空は、リピータがいて、ほとんどが満席に近いような状況だそうです。 
 
 北海道便、福岡便などは、スーツをきてネクタイを締め、ブリーフケースを持った出張サラリーマンもいます。
 
 日程さえ決まっていれば、片道5000円程度は「安い」ですね。
 もっとも、出発日が近づいて満席近ければ、日本航空や全日空と変わらない金額になります。
 
 客筋も、日本航空や全日空と、明らかに違います。
 
 CA(客室乗務員)も、日本航空や全日空と違い、「茶髪」の「お姉ちゃん」がいて、雰囲気が違います。
 
 関西空港に近い大阪府内の市や町では、格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」のCAら(地上職員含みます)の転入でちょっとした「特需」が起き、単身者向け賃貸住宅が足りなくなっているそうです。
 
 ピーチ航空は、少ない機財をフル回転させるため、遅延が生じます。
 深夜便早朝便もあります。
 これはLCCの「宿命」として了解しなければなりません。
 
 関西国際空港は24時間空港ですから、深夜早朝も飛行機が離発着します。
 出発の場合は、終電近くに空港に行って空港で待ちます。
 到着の場合は、空港で時間をつぶして、始発電車を待ちます。
 
 CAはどうしているのでしょう。
 
 CA用の当直室はありません。
 バスで「自宅」に帰っているそうです。
 関西空港0:05発→りんくうタウン駅0:16→泉佐野駅0:29着
 関西空港0:55発→りんくうタウン駅1:06発→泉佐野駅1:19着
 関西空港1:55:発→りんくうタウン駅2:06発→泉佐野駅2:19着
 関西空港2:55発→りんくうタウン駅3:06発→泉佐野駅3:19着
 関西空港3:50発→りんくうタウン駅4:06発→泉佐野駅4:19発
 
 つまり「自宅」を、りんくうタウン駅か泉佐野駅から徒歩圏内にしておけば、いくら遅くなっても、タクシー代がかかりません。
 
 ということで、格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」のCAや地上職員が、りんくうタウン駅か泉佐野駅の徒歩圏内の物件は満杯になっています。
 1LDKの新築アパートの家賃は6万円前後ということです。
 
 もとより、給料も、日本航空や全日空に比べ「格安」ですし・・
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