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2019年バックナンバー

雑記帳

富裕層

 一般的な「富裕層」の定義はどのようなものでしょう。
 
 通常は、「100万アメリカドル以上の金融資産有している個人」と定義されます。
 居住用の土地建物などの不動産はノーカウントです。
 
 「The Global wealth report 2019 - Credit Suisse」(pdf)を、検索の上でご覧下さい。
 
 日本における「100万米ドル以上の純資産を有する富裕層」は、302万人(2019年版)アメリカ、中国に次ぐ3位です。
 令和元年10月29日時点で、100万米ドルは1億0800万円くらいです。
 
 多いと思われますか、少ないと思われますか。
 
 ちなみに、世界の富裕層(百万長者。millionaire)の国別の人数は以下のとおりです。
 
United States 18,614thousand(アメリカ・1861万人)
China 4,447thousand(中国・444万人)
Japan  3,025thousand(日本・302万人)
United Kingdom  2,460thousand(英国・246万人)
Germany  2,187 thousand(ドイツ・218万人)
France  2,071 thousand(フランス・207万人)
Italy  1,496thousand(イタリア・149万人)
Canada  1,322thousand(カナダ・132万人)
Australia  1,180thousand(オーストラリア・118万人) 
Spain  979thousand(スペイン・97万人)
 
 なお、日本ではジニ係数が63%であることから分かるとおり、他の主要国よりも富が平等に分配されているといえます。
 
 平均資産が依然として高いこととともに相対的に平等なことから、資産が1万米ドル(108万円)未満の成人は全体の4.6%にとどまっています。
 資産が10万米ドル(1080万円)以上の人口の割合は世界平均の5倍に上ります。
 
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