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2019年バックナンバー

雑記帳

数字の語呂合わせ

 東京スカイツリーの634は、東京等の旧地名「武蔵」(むさし)との語呂合わせです。
 
 「6」は「むっつ」の「む」、「3」は「さん」の「さ」、「4」は「し」の「し」ですね。
 すべて、日本語で、無理に読んでいるという感じはありません。
 
 ただ、6は「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とう」という古来の大和言葉の数の数え方で読んでいて、3と4は「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう・く、じゅう」と、中国伝来の数の数え方が日本に「輸入」された数え方で読んでいます。
 
 数字に2とおりの読み方があるというのは珍しいですね。
 
 英語やドイツ語にはありません。
 
 韓国語にも、2とおりあるそうですが、よく知りません。また、古来の固有語の読みと、中国語からの「輸入」かもわかりません。
 
 日本には、古来の大和言葉の数の数え方と、中国伝来の数の数え方が日本に「輸入」された数え方の他に、外来語がありますね。
 「ワン」「ツー」「スリー」「フォー」「ファイブ」「シックス」「セブン」「エイト」「ナイン」「テン」と英語も使いますね。
 
 さすがに「アン」「ドゥー」「トロワ」や「アインス」「ツバイ」「ドライ」は使用しませんが・・
 
 日本人は、数字を「五十音」になおした「語呂合わせ」が好きですね。
 
 それを可能にしているのが、数字の読み方の多様性があります。
 
 電話番号、特にフリーダイアルの「語呂合わせ」は、感心するものから、「無理なこじつけ」と失笑するものまで多種多様あります。
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