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2019年バックナンバー

雑記帳

関空からの飛行機と機種

航空機の機種
 関西国際空港・ミュンヘン国際空港間のルフトハンザの便はLH740便と741便という便名です。
 
 従前は、Boeing747-400という機種で飛行していました。
 
 ワイドボディーといって、通路が2本ある機種です。
 2階席があり、前部がふくらんでいるのが特徴で、飛行機の機種を全く知らない人が見ても、ジャンボジェットとわかります。
 
 現在はA350という大型機です。
 ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーに分かれています。
 
 関西国際空港・ミュンヘン国際空港間の日本人の乗客のうち、ビジネス客は、ほぼ皆無でしょう。
 
 もともと関西の企業であっても、本社機能が東京に移転している企業が多く、関西国際空港から飛立つビジネスパーソンは多くありません。
 
 関西国際空港からは、ニューヨークへの直行便がありませんね。
 ロンドンには直行便がなかったのですが、やっと直行便が飛ぶようになりました。
 
 ということで、ビジネスクラスの搭乗者は、ドイツ人が大半だった記憶があるのですが、A350を飛ばして、ファーストクラスとビジネスクラスの座席が埋まるのかという心配をしてしまいます。
 
 ルフトハンザは「ビジネスクラス利用」「ヨーロッパツアー」に座席を安くおろしているようです。
 
 フランクフルト乗継ぎなら、たいていのヨーロッパの都市のツアーに利用できます。
 
 ルフトハンザの場合、ビジネスクラスの料金は、予約変更などに制限のある割引航空券でもローシーズンで最低でも40万円+オイルサーチャージと税金等がかかります。エコノミーなら、20万円+オイルサーチャージと税金等です。
 ハイシーズンなら、プラス30万円も珍しくありません。
 
 「ビジネスクラス利用」「ヨーロッパツアー」と同内容の「エコノミークラス利用」「ヨーロッパツアー」を比較すると20万円くらいしか差はありません。
 
 出張で、会社負担ならともかく、自費負担で遊びに行くのにビジネスクラスを利用する客が増えているようです。
 
 少子高齢化で、必死に生きている若年者世代、余裕の生活の年金生活者世代との明暗がはっきり別れてきていることがわかります。
 また、高齢者も、生活に余裕のある人と、生活が「かつかつ」という人もいますね。
 
 お盆のスイスや、正月のニュージーランドなどは、ツアー費用が、びっくりするくらい高いのですが、ビジネスクラスを利用する引退した夫婦が多数組参加していることがあります。
 
 参加されている方の話を聞いてみると、年に1度や2度は、ビジネスクラスを利用する引退した夫婦がおられるようです。
 「去年は○○と○○、今年は、このツアーと○○」と話を喜々としてされておられます。
 
 年金だけでは無理な話で、資産を相当持っておられるのでしょう。
 天国や極楽にお金は持っていけません。
 
 
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