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2019年バックナンバー

雑記帳

司法試験合格最短5年で・改正法科大学院法が成立

 令和元年6月19日、法科大学院の在学中に司法試験を受けられるようにする改正法科大学院教育・司法試験連携法が参院本会議で賛成多数で可決・成立しました。
 
 法科大学院修了までの期間を短縮する「法曹コース」を創設します。
 
 一定の成績を収めた学生は法学部を3年で早期卒業でき、3年での既修者コース(2年)へ進めるようになります。
 
 法科大学院2年の時に司法試験を受験できます。
  一定の要件を満たした学生は法科大学院の最終学年で司法試験が受験でき、最短、大学入学4年と5か月目に司法試験に合格できます。
 予備試験に合格すれば大学4年で卒業し(せっかく入学した大学を中退するというのは損ですね。最終学歴が高卒になってしまいいます)、卒業した年の12月に司法修習生となります。
 
 司法修習が1年ですから、大学入学から5年9か月で法曹資格が得られます。
 
 予備試験で司法試験に合格しようとする学生を、法科大学院の方に誘導しようということのようですね。
 
 すごいですね!といいたいところですが、私は、大学4年と司法修習生2年で法曹資格を得て裁判官になっています。
 司法修習が2年間ありますから、よほど充実しています。
 
 それとも、予備試験ルートで司法試験を大学3年までに合格すれば、4年いかなくとも、卒業証書がもらえるようになるのでしょうか。
 
 それなら、価値はありますね。

 令和2年4月からの施行だそうです。
 
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