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2019年バックナンバー

雑記帳

日本・IWC脱退 31年ぶり商業捕鯨再開へ

 日本は、令和元年6月30日の経過をもって、クジラの資源管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)から脱退しました。
 
 商業捕鯨再開を目指して、IWCと反捕鯨国と議論を重ねてきたのですが、ある意味、宗教論争のようになって、埒があかないので、平成30年12月にIWCを脱退手続きをとったということですね。半年の予告期間があったのでしょう。
 
 日本の領海と排他的経済水域(EEZ)内での商業捕鯨を開始します。
 
 商業捕鯨は、和歌山県西牟婁郡大地町や宮城県石巻市などを拠点に日帰りでミンククジラを中心に捕る小型捕鯨と、山口県下関市から出港し、沖合で数カ月間操業する母船式の2方式で実施します。
 
 母船式では十分な資源量が確認されているミンククジラやイワシクジラなどを捕獲します。
 
 政府は将来的に操業海域の拡大も視野に入れ、資源状況を把握するための「目視調査」を南極海で継続します。
 
 なお、IWCは、日本の脱退により、運営資金が枯渇するおそれがあるそうです。
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