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2019年バックナンバー

雑記帳

自衛隊、インド洋での軍事訓練に入り、米国・オーストラリア・フランスの海軍と共同訓練

 海上自衛隊は、インド洋にて、令和元年5月19日から22日までの日程で、フランス、オーストラリア、米国の各国海軍と共同訓練を実施しました。
 
 日本、フランス、アメリカ、オーストラリア4か国の共同訓練は初めてのことです。
 
 各国海軍(日本は海上自衛隊)との連携を強化するとともに、南シナ海などで海洋進出を先鋭化する中国を牽制する狙いがあります。
 
 訓練は日本とフランスの共同訓練に、アメリカ、オーストラリアが加わる形で実現しました。
 
 事実上の空母化が決まった海上自衛隊護衛艦「いずも」、仏原子力空母「シャルル・ドゴール」に加え、オーストラリア潜水艦、アメリカミサイル駆逐艦など計10隻が参加して、スマトラ島西方の海空域にて、対潜水艦戦や搭載ヘリの相互発着艦などの訓練を行ないました。
 
 今回の訓練には「日本版海兵隊」とも言える陸上自衛隊の水陸機動団隊員たちも参加しています。
 
 これに先立ち、海上自衛隊は、令和元年5月3日9日まで、米国・インド・フィリピンの海軍と共に中国が領海化しようとしている南シナ海で合同航行訓練を実施しています。
 
 この時は、海上自衛隊の「いずも」に参加国の戦艦司令官が乗り移る訓練も行われています。
 
 日本とアメリカは、中国の海洋進出に対抗し、インド・太平洋戦略の実施をすすめています。
 
 パートナーは、アメリカだけではなく、イギリス、フランス、インド・オーストラリアなどに広げています。
 
 アメリカがいる限り、中国が制海権を握ると言うことは当面考えられませんが、安倍首相が提案し、トランプ大統領が主導しているインド・太平洋戦略日本は日米同盟を土台に軍事訓練のパートナーを、民主主義国家であるイギリス・フランス・インド・オーストラリアなどに広げ、共産党独裁国家である中国の野望を未然にくじくこうという戦略です。
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