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2019年バックナンバー

雑記帳

マイクロソフト、日本に2025年問題の警鐘

 コンピュータに2000年問題というのがありました。
 
 コンピュータのプログラムは、1900を省略して、西暦の下2桁でしか処理されていないのが多かったので、(1901年=1年。1902年=2年。1999年=99年など)、桁数が3桁になると大混乱になるといわれた問題です。
 
  マイクロソフト社は、平成31年3月28日、5月1日に予定された今上天皇陛下の御即位で日本版「2000年問題」が発生するおそれがあるとしました。 
 
  マイクロソフトがこうした警告をした理由は、日本のコンピューターに、元号を使っているシステムが残っている可能性があるためです。
 
 2025年に、昭和が続いていたた仮定した数字の桁数が、2桁から3桁になってしまいます。
 
  NHKは「先月の調査でシステムの中で元号が使われているかどうか調査が済んでいないと答えた企業が20%あった」とし「システム改修が不十分な場合には日付が認識されず、データの処理ができなくなる不具合が生じる可能性がある」と警告しています。 
 
 ちなみに、一般にいわれる「2025年問題」は、団塊の世代(昭和22年生~昭和24年生)が、2025年頃までに、後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されている問題です。
 
 とっくに、これまで国を支えてきた団塊の世代が給付を受ける側に回わっていて、予算にも悪影響を及ぼしているのですが、さらに悪化が見込まれる問題のことをいいます。
 
 マイクロソフト社やコンピューターとは、全く関係がありません。
 
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