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2019年バックナンバー

雑記帳

全日空・国際線の窓側通路側の座席指定を有料化へ

 
 全日本空輸は、平成31年4月17日、国際線エコノミークラスの一部クラスを対象に、機内前方の通路側といった人気の高い座席指定を有料化すると発表しました。
 
 運賃が割安な「バリュー」や「スーパーバリュー」といった予約クラスが対象です。
 令和元年5月29日以降の新規購入分から開始されます。
 
 前方通路側や窓側のほか、足元の広い非常口の座席も指定は有料となります。
 料金は日本と東アジア、日本と欧州など区間ごとに異なり、1人1区間あたり1500円から5500円です。
 
 運賃が割安な「バリュー」や「スーパーバリュー」といった予約クラス対象外の座席は従来通り無料です。
 
 これまで、全日空の事前座席指定では、運賃(予約クラス)に関わらず 無料で座席指定が可能でしたが、それでは運賃が安く、早期に発売される下位の予約クラスの乗客が人気の座席を指定して、直前に高い運賃で予約した乗客との間で不公平感があったということです。
 
 もちろん、早く予約をした場合、いくら航空券が安勝手も、全く予定変更ができない航空券(解約するしかない航空券)よりは、航空券が高くても、変更が柔軟な可能な航空券を購入する消費者もいます。
 
 早く予約しようが遅く予約しようが、高い航空券を購入した人は、座席予約手数料が無料、高い航空券を購入した人は、座席指定したければ、金を払えということになります。
 
 ルフトハンザなどでは、とっくの昔に導入しています。
 
 ただ、サービスの向上に伴う有料化が建前ですが、機内後方の通路側・窓側座席以外の不人気の座席を割引するわけではありません。
 実質値上げですね。
 
 ただ、旅慣れた人は、オンラインチェックインをしますから、真ん中の席に座らされる可能性は低いです。
 
 
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