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2019年バックナンバー

雑記帳

フランスの黄色いベスト運動・再び激化

 フランスでは「黄色いベスト」運動というデモが続いています。
 
 もともとは、マクロン大統領の燃料税引上げ、マクロン政権に抗議するに端を発したデモのようですが、毎週土曜日、18週連続だそうです。
 
 平成31年3月16日の土曜日に行われたマクロン政権に抗議する黄色いベスト運動のデモで、一部の参加者や便乗した過激派が暴徒化し、パリのシャンゼリゼ大通りに並ぶ複数の高級老舗カフェやブランド服飾店が相次いで放火や略奪の被害にあいました。
 
 フランス全土で3万2000人超が加わり、最少だった先週の2万8000人超から増加に転じた。
 
 パリで230人超が拘束されたそうです。
 
 マクロン大統領は平成31年3月16日、スキーの休暇を切り上げてパリに戻って対応にあたり、「こうしたことが二度と起こらないよう強い措置を取る」と報道陣に語ったそうですが、対抗手段はないようです。
 
 
 「デモの暴徒化」=「略奪」というのはグローバルスタンダードです。
 日本は例外ですね。
 終戦翌年の昭和21年には食糧難・物資不足から1千万人餓死説も囁かれ「米よこせデモ」が発生していますが、米穀店が襲われたとは記録されていません。
 
 ちなみに、大型連休にパリに行く人も多いでしょうが、4月3日には、出歩かない方がいいでしょう。
 
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