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外国事情 バックナンバー1/2

木製の靴

オランダといって連想するのは風車と木靴ですね。
 Klompen (クロンペン)といいます。

 今は、土産屋で、木靴のキーホルダーなどが売られています。
 また、本当にはけるサイズの木靴も売られていますが、荷物になりますから、木靴を買う旅行者もいないでしょう。

 現在でも、実際に利用されているそうです。
 オランダは低地にあり、湿地帯が多いですから、湿地帯での農作業に適しています。
 また工具を足の上に落としても, 牛や馬に踏まれても怪我をしないといわれていますが、そんな「馬鹿」なことをするお百姓さんがいるのでしょうか。


 実は、私は、自分がはけるサイズの木靴を持っています。
 ドイツ留学当時、アムステルダムに行ったときに購入したもので、ドイツの自宅に持ち帰り、船便で日本の留守宅に送りました。

 靴下を重ねてはくのですが、歩きにくいことに間違いはありません。

 もっとも、靴が皮(人工皮革を含む)でならないという理由はありません。

 現実に、日本には「下駄」という木製の「立派な」履き物があります。
 高温多湿な日本では、夏に下駄を履いて歩くのも悪くありません。
 天気がよければの話ですが・・

 舞妓さんのはく「ぽっくり」も木製です。

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