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2012年バックナンバー

何が「過激」か

 自民党の安倍総裁は、平成24年11月29日、都内で講演し、沖縄県の尖閣諸島の実効支配強化策に関し「今から予算をつけても、船ができるのは2年後だから間に合わない。退役した自衛艦を海上保安庁に移し、即応予備自衛官を海上保安庁に編入させる必要がある」と述べ、次の総選挙で政権党になった場合、緊急に警備態勢を強化する考えを明らかにしました。

 過激な考えととる方がおられるかも知れません。

 ただ、「多数の軍艦を海洋監視船に=「尖閣」対応で増強か-中国」をご覧下さい。

 香港紙・明報は「平成24年11月11日、中国海軍が近く、多数の現役軍艦を国家海洋局に譲渡すると伝えた。軍艦の転用により、沖縄県・尖閣諸島海域や南シナ海に派遣する海洋監視船を大幅に増強するとみられる」と報道しました。

 日本も中国も考えていることは同じですね。
 誰でも考えつく「常識的」な考えにすぎません。

 「最新鋭の自衛艦を海上保安庁に移管し、現役自衛官を海上保安庁に編入させる」と述べれば、間違いなく「過激」な考えです。

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