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2012年バックナンバー

韓国車の燃費のごまかし

米環境保護局(EPA)は、平成24年11月2日、韓国の現代自動車と起亜自動車が、平成22年から米国で販売した約90万台の車について、新車に貼られるラベルの燃費が誇大表示されていたと発表しました。 

 水増表示があったのはヒュンダイの主力車「エラントラ」など両社がこの2年間に販売した90万台で、アメリカ環境保護局の調査で、最大で1リットルあたり2.6キロ水増されていたことが発覚しました。

 米国で販売されている現代・起亜車13車種の燃費が誇張されているということです。

 両社の親会社である現代自動車グループは、燃費推定値がEPAの調査結果と異なることを認め、ラベルに間違った燃費が記載されていた乗用車やSUVを購入した消費者には補償することを発表しました。 

 あまり、日本では韓国車は見ませんね。
 ただ、アメリカでは結構売れているようです。
 平成23年度の新車販売数です。

GM(米)2,503,797
フォード(米)2,143,101
トヨタ(日)1,644,661
クライスラー(米)1,369,114
ホンダ(日)1,147,285
日産(日)1,042,534
現代(韓)645,691
起亜(韓)485,492
フォルクスワーゲン(独)444,178
BMW(独)305,935
ダイムラー(独)267,093
スバル(日)266,989
マツダ(日)250,426
三菱(日)79,020
ボルボ(スエーデン)67,240
ジャガー・ランドローバー(英)50,375
ポルシェ(独)29,023
スズキ(日)26,619
その他含む合計12,778,171

 現代(ヒュンダイ。ホンダの「H」のロゴを斜めにしたロゴの車です)と起亜(KIA)は、同一グループで、合計10万台以上販売しています。
 
 ウォン安と燃費がいいことが、米国で売れている理由ということですから、燃費の誇大表示は「痛い」ですね。
 現代自動車は、例えば「エラントラ」では特別な燃料節約オプションのない標準装備の車種でも1ガロン当たりの走行距離は40マイルであると宣伝し、他の自動車メーカーとの比較広告をしていたようです。
 また、ウォン安は、是正されつつあります。

 「乗用車やSUVを購入した消費者に補償する」方法などあるのでしょうか。

 計画では、現代または起亜の自動車所有者はディーラーへ行って走行距離計をチェックしてもらい、自動車のラベルに記載されていた燃費が正しかったらどれだけ節約できたかを計算して、デビットカードで返還するそうです。
 今後も、該当車を所有している限り所有者は補償金を継続して受け取ることができとなっています。 
 顧客への補償金のコスト推定値は発表されていないが、数千万ドル規模になるとみられています。
 結構大きいですね。

 また、中古車の価格下落の補償がありませんね。なぜでしょう。

 また、現代のプライド、アバンテを購入した米国の消費者13人が「現代・起亜自の燃費誇張で被害を受けた」として、損害賠償と購入・リース契約取消しを求める集団訴訟をオハイオ州の地方裁判所で起こしたと報じられました。7億7500万ドルだそうです。
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