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2012年バックナンバー

各国の言葉

言語数を単純に数えることはできません。
 別の言語とされている言語どおしで意味が通じることがある一方、同じ言語とされている言語どおしで意味が通じないこともあります。

 そういうことを言っていては、先に進みませんね。

 一応、言語を「おおざっぱ」に分類すると、以下のとおりになるそうです。

1 中国語 13億人(中国)
2 英語 5億1000万人(英国・米国・カナダ・オセアニア)
3 ヒンディー語 4億9000万人(インド)
4 スペイン語 4億2000万人(スペイン・中南米諸国)
5 アラビア語 2億3000万人(アラブ諸国・中東・北アフリカ)
6 ベンガル語 2億2000万人(バングラディッシュ) 
7 ポルトガル語 1億7000万人(ポルトガル・ブラジル)
8 ロシア語 1億7000万人(ロシア)
9 日本語 1億2500万人(日本)
10 ドイツ語 9800万人(ドイツ・オーストリア・スイス)
11 ジャワ語 7550万人(インドネシア)
12 韓国語 7500万人(韓国・北朝鮮)
13 フランス語 7200万人(フランス・アフリカ諸国)
14 ベトナム語 6700万人(ベトナム)

 細かくつっこめば、ドイツ語は、リヒテンシュタインで公用語、ベルギーで公用語の一つ、ルクセンブルグで公用語の一つ、フランスで公用語の一つ、イタリアで公用語の一つですから、あくまで「おおざっぱ」です。

 逆に、日本語は、「ほぼ」日本国内でしか話されていないし、日本国内で通用しない地域がないという珍しい言語だそうです。もっとも、パラオ共和国のアンガウル州は日本語を公用語としているそうです。

 ちなみに、NHKの語学講座は、中国語講座、英語語講座、スペイン語講座、アラビア語講座、ポルトガル語講座、ロシア語講座、ドイツ語講座、韓国語講座、フランス語講座、イタリア語講座、だそうです。
 ヒンディー語講座、ベンガル語講座、ベトナム語講座はなく、イタリア語講座が入っていますね。


 国連の公用言語は以下のとおりです。

英語
フランス語
ロシア語
中国語
スペイン語
アラビア語

 基本的に、第2次世界大戦の戦勝国=常任理事国の言葉と、スペイン語が公用語になっています。
 アラビア語は、オイルマネーを使って強引に国連公用語に採用させたともいわれていますが、使用人口や使用されている地域の広さや国数を考えれば無難なところでしょう。

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