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2012年バックナンバー

団塊の世代と高齢化

総務省が、「敬老の日」に合わせてまとめた、平成24年9月15日にまとめた、時点の推計人口によると、65歳以上の高齢者人口は3074万人で過去最多だそうです。

 「団塊の世代」の厳密な定義は、第一次ベビーブーム時代の昭和22年から昭和24年までの3年間に出生した世代を指します。
 この世代の年間出生数は250万人を超え、3年間の合計は約806万人にのぼります。

 昭和22年生まれが65歳に達しはじめたことで65歳以上の高齢者人口は前年比102万人の大幅増となりました。
 他方、0歳~64歳の人口は前年に比べ128万人減っていて、高齢化が一層進んでいる実態が浮彫りになりました。
 つまり、日本の人口は、26万人減り、65歳以上の高齢者は102万人の大幅増となりました。

 ちなみに、広い意味での「団塊の世代」の厳密な定義は、昭和21年から昭和29年まで(いわゆる「戦後期」と呼ばれる時期で、元号で昭和20年代)に生まれた世代があげられます。


 ちなみに、私は、昭和30年生まれの57歳です。

 昭和30年以降は、出生数が激減しています。
 広い意味での「団塊の世代」のため、小学校や中学校のグラウンドに、プレハブの教室が、何にも使われずに残っていたという記憶があります。
 生年月日別の子供の数は、当然把握されているはずです。
 なぜ「さっさ」と「撤去」されなかったのが不思議です。

 私も、無事生き続ければ、8年後には「65歳以上」の「高齢者」の仲間入りをすることになります。

 裁判官を続けていれば、65歳が定年で、退職金と年金で暮らしていたことになっていたでしょう。

 弁護士には定年がありません。
 あと、何年、一線で働けるでしょうか。
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