2012年バックナンバー
司法試験の合格発表
平成24年9月11日、司法試験の合格発表がありました。
「平成24年司法試験受験状況(予備試験合格者)」をご覧ください。
「大学在学中
受験者 28人
短答合格者 27人
最終合格者 26人」
となっています。
予備試験経由の大学在学生(留年含む)の合格率はすごいですね。
私は、以前「司法試験予備試験」というコラムを書いたことがあります。
「受験者の属性は公表されていないが、旧司法試験の不合格者や、『5年以内に3回まで』という制限内に新試験に合格できなかった法科大学院修了者、一般学生や社会人などが想定されている。」
「重要な点が抜けていますね。
東京大学や京都大学の現役大学生です。
合格者数にもよりますが、50人の合格者数があれば、10人やそこら東京大学や京都大学の現役大学生(大学入学後4年目。留年生除く)が入っていると思われます。
500人の旧司法試験時代でも、東京大学や京都大学の現役大学生は、50位以内に10人やそこらは合格していました。
法科大学院という「無駄」なルートなど不要です。
あとは、現役法科大学院学生でしょう。
司法修習の期間が、2年から1年になっていますから、最年少の裁判官は、23歳になると思われます。」
大学3年か4年で司法試験に合格しても、大学は卒業するでしょう。大学を中退すると最終学歴は「高等学校卒業」となってしまいます。
こんなこともありましたね。
「日本弁護士連合会・臨時総会・司法修習生の追加採用に関する決議」の提案理由は笑えます。
従前の最年少の裁判官は24歳でした。
平成25年4月には、23歳の裁判官や検察官が誕生するでしょうね。
といっても、修習期間が短くなった結果に過ぎませんが・・
弁護士は「魅力」はなくなっているでしょうが、裁判官と検察官は、「魅力」はあるかもしれません。