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2012年バックナンバー

節電期間終了

平成24年7日午後8時に、政府が関西、四国、九州の3電力会社に数値目標を定めて節電を要請していた期間が終了しました。

 経済産業省.資源エネルギー庁によると、節電目標が10%だった関西電力管内で7~8月に使われた電力量は、一昨年の同時期と比べ11.1%少なかったようです。
 四国電力も8.6%の節電で、5%の目標を上回った。関西電力と同じ10%の節電目標を掲げていた九州電力も9.5%とほぼ達成しました。

 関西電力は大飯原子力発電3、4号機(福井県おおい町)を7月から稼働させて、電力不足に対応してきました。
 平成24年9月9日の新聞に関西電力のお礼の広告がありましたが、大飯原子力発電3、4号機の再稼働がなくても「結果的に」間に合っていたそうです。
 「3日間危険だった」という註釈は付いていました。
 
 政府や関西電力は当初、大飯の再稼働がなければ14.9%の電力不足が生じると予測していたはずですね。
 関西電力は、本当に何パーセントだったか説明すべきです。

 平成24年9月4日、大阪府と大阪市は、エネルギー戦略会議を開き、今夏の節電要請期間終了後、関西電力大飯原子力発電3、4号機(福井県おおい町)の停止を政府と関西電力に求める緊急声明をまとめました。
 電力需給には余裕があり、多くの国民は原子力発電ゼロを目指しているとして、節電期間終了後の停止を要請しています。

 「近いうちに」選挙があります。
 「民意」に基づいた、政策を実行すべきでしょう。

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