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2012年バックナンバー

成田空港から都心へのバス

成田空港の格安航空会社(LCC)就航に伴い、高速バスの安値競争が活発化してきました。

 平成24年7月3日、成田空港を拠点とするLCCであるジェットスター・ジャパンの新千歳と福岡を結ぶ国内2路線が3日就航しました。

 バス会社などの運輸関係企業、ホテルなどは、LCCに対応してきています。

 ジェットスターはジェットスタージャパン国内線就航日の平成24年7月3日より、東京駅と成田国際空港を1000円で結ぶバス乗車券の販売をはじめました。
 鉄道系バス会社も成田路線の割引を強化していて、LCCとの組み合わせで深夜・早朝帯の利用をカバーするとともに、旅費を抑えたい乗客を取込む狙いです。

 従前のリムジンバス「東京空港交通・東京駅・日本橋エリア⇔成田空港」は3000円でした。

 基本的に、海外旅行に利用する空港ですから、3000円という「殿様商売」が通じていたのかも知れません。
 関西空港から京都市内まで2時間30分かかる距離にある京都駅までのリムジンバスの料金が2500円ですから、いかに高いかわかりますね。

 LCCと言っても、関西空港を利用する航空会社と違い、成田空港を利用する航空会社は、欠航が多くなっています。

 午後11時の「門限」にひっかかるようです。24時間の関西空港とは大きな違いです。
 また、関西空港は4000mの滑走路が2本あるのに対し、成田空港も2本(4000mと2500m)、離発着数を考えると、離発着、特に離陸時の時間待ちが多いでしょうから、何往復もしていると、最後の方の便が途切れてしまうことになります。
 機体に鳥がぶつかる「バードストライク」もあるようですね。

 LCCには、通常、振替輸送がありません。次便まで待つことになります。

 LCCの利用空港は、成田空港より、茨城空港の方が賢明かも知れません。

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