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2012年バックナンバー

プレミアムエコノミークラス

 ロンドンオリンピックの開会式前に、男女サッカーの予選が始まりました。

 日本サッカー協会の規定により、羽田空港からシャルル・ドゴール空港まで同便(JL41便)で、男子代表はビジネスクラスで、なでしこジャパンはプレミアムエコノミークラスだったそうです。ちなみに、JL41便には、ファーストクラスの設定がありません。

 プレミアムエコノミークラス(PY)をご存知でしょうか。
 ビジネスクラス(C)とエコノミークラス(Y)との中間であることはわかりますね。

 具体的内容は、各航空会社によって異なるのですが、日本航空と全日空のプレミアムエコノミークラスは、エコノミーよりビジネスクラスに近いといえます。

「JALプレミアムエコノミー」をご覧下さい。

 食事はエコノミーですが、座席スペースはエコノミークラスの2割~3割増程度と広くなっています。
 ただ、ビジネスクラスの座席は、フルフラットといって座席と背もたれが一直線になりますが、プレミアムエコノミークラスの座席は、座席と背もたれが一直線になりません。座席の前後の幅に余裕があるわけではありません。

 私自身、全日空のプレミアムエコノミークラスは何回か乗ったことがありますが、私には、それで十分という感想です。自腹でビジネスクラスに乗るつもりはありません。
 なお、私は、全日空の多頻度顧客として、全日空の国際線の場合、エコノミークラスの航空券でも、チェックイン時にプレミアムエコノミークラスに空席があれば(早い者勝ちとなります)、プレミアムエコノミークラスに乗れます。

 


 航空機の料金は、正規料金は決まっていますが(正規料金は、どこの航空会社でも振替ることが可能です)、正規料金で航空券を購入することはあまり考えられません。
 通常は何らかの割引料金となります。

 割引料金であれば、航空会社、搭乗日(シーズン)、搭乗日の変更が可能か可能でないかにより千差万別です。

 料金は、ビジネスクラス>プレミアムエコノミークラス>エコノミークラスの順ですが、それぞれいくらかはわかりません。
 日本航空の搭乗日の変更が可能な航空券(復路は、変更可能のはずです。楽観的に決勝戦の翌日とするわけにもいきません)となると、それなりの金額はするでしょう。


 ロンドンオリンピックのサッカーの男子代表はビジネスクラスで、なでしこジャパンはプレミアムエコノミークラスということですが、優勝候補筆頭のアメリカの女子サッカーチームの航空券はエコノミークラスだそうですから、なでしこジャパンは、まだ「優遇」されているのかもしれません。

 優勝や準優勝なら、W杯と同じように、一部メンバーでしょうが、帰路はビジネスクラスに格上げになるでしょう。
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