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2012年バックナンバー

エスカレータの歩行

2人分以上の幅のあるエスカレーターでは、関西ではエスカレーターの左側をエレベーターを歩行する人のために空け、関東ではその逆、というのが一般化しています。

 羽田空港や伊丹空港では、結構、逆になっている人がいたりします。

 エスカレーターは、立ち止まるというのが、メーカー推奨の利用法です。
 「歩行禁止」を呼びかける動きもありますが、評判はよくないですね。

 エスカレータの事故というのはあります。
 歩いている人の事故が、佇立している人の事故より多いということは、統計的に誤っていないようです。
 もっとも、エスカレーターの事故は、高齢者と幼児が、乗る際、下りる際に生じることが多いようです。

 ただ「禁止」するというのはやりすぎでしょう。

 特に、駅のエスカレーターは、発車時間が迫って、急いで歩いている人が結構多いですし、歩いてはいけないというわけにはいきません。
 もっとも、駆け足で登っていく人もいますが、これは危険です。
 「もっと計画的に行動しようね」といいたくなります。

 世界的にというと大げさですが、結構、エスカレータに、現地の言葉で、例えば「右は立つ。左は歩く」と書いてあることがありますし、外国人のためにピクトグラム(絵文字)が書いていることがあります。

 「歩行者レーン」に突っ立っていると「excuse me」とか「sorry」とかいわれることもあります。
 言われたところで、自分の反対側には人が立っていて、すぐに空けるわけにはいきません。

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