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2012年バックナンバー

台風と風速

平成24年は、6月から台風が来ましたね。

 一般に、台風の進路方向の右側に被害が大きく、進路方向の左側の被害が少ないといわれています。
 これは、台風の進路方向の左右によって、風力が異なるためです。

 台風は巨大な空気の渦巻きになっており、地上付近では、上から見て「反時計回り」に強い風が吹き込んでいます。

 ですから、進行方向に向かって右の半円では、台風自身の風も、台風を移動させる周りの風も、同じ方向に吹くため風が強くなります。
 逆に、進行方向に向かって右左の半円では台風自身の風が逆になるので、右の半円に比べると風速が若干弱くなります。

 台風の進行方向が、自分の住んでいる場所より右側なら被害が大きく、左側なら被害が小さくなります。

 台風の「台風の目」という言葉が使われます。
 台風の中心は、比較的風の弱くなります。
 少しすぎると、風邪が強くなりますから安心ができません。
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