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2012年バックナンバー

丼ものと、たくあんの数

日本人は、丼ものが好きですね。

 牛丼、天丼、カツ丼、親子丼、うな丼などです。

 主食であるご飯とおかずを一緒に食べられるのですから「能率的」かつ「簡便」な食事と言うことになります。
 「主食」と「おかず」を一緒に食べるのは、サンドイッチ、ピザ、ハンバーガーなども同じですね。やはり「能率的」かつ「簡便」な食事です。ドイツでは、焼きソーセージをパンにはさんで食べる「立食いソーセージ屋」が、駅や広場などに結構あります。

 ただ「丼もの」は、「丼に盛った、ご飯の上に具を載せた料理」ですから、米食文化圏の食事ということになります。

 韓国では、ビビンバがありますね。
 中国は「天津飯」などがありそうですが、あまりポピュラーなものではないそうです。


 ところで、天丼、カツ丼、親子丼、うな丼などには、「たくあん2切れ」がついているのが定番です。

 添え物の「たくあん」はなぜ、2切れなのでしょうか。

 1切れは、「人斬れ」に通ずるので避け、3切れは「身斬れ」に通ずるので避けた、4切れは「死」に通ずるので避け、5切れ以上は「サービスのしすぎ」、消去法で、2切れになったと、まことしやかに説明されています。

 もっとも、実際には、1切れでは、あまりにも「みみっちい」ということで、3切れくらいはともかく、4切れ、5切れは、丼ごときに「サービスのしすぎ」ということなのでしょう。
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