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2012年バックナンバー

白熱電球とLED

平成24年6月12日、細野環境大臣が、電力消費量の多い白熱電球の製造・販売の自粛を求める方針を明らかにしました。
 節電や温室効果ガス削減の「切り札」として期待が集まっており、国も要請に動いたということのようです。

 家電メーカーや量販店は、これを受けて、発光ダイオード(LED)照明の販売強化に本格的に乗出すとのことです。

 白熱電球は、100円、200円、急を要するときコンビニで買っても500円くらいで購入できます。
 LED照明は中心価格が2000円前後と割高だそうです。

 私の家の照明を勘定してみると、玄関ダウンライト、廊下ダウンライト、キッチンダウンライト、階段の壁、トイレと浴室のダウンライト、門から玄関までの庭の照明(照明が必要ないほど短い距離です)、バルコニー、あと防犯用も兼ねて、人が近寄ると点滅するいくつかの照明に白熱電球を使用しています。大きさは、小さいサイズの白熱電球で統一しています。
 その他の照明は、すべて通常の蛍光灯です。

 確かに、白熱電球はよく切れますね。

 LED照明は、消費電力は白熱電球の5分の1程度で、寿命は白熱電球の約40倍と長いようですが、電球の球1個「ごとき」に1000円札を出すのには心理的な抵抗があります。

 ところで「便所の100ワット」「トイレの100ワット」という言葉をご存知でしょうか。

 「無駄に明るい」という意味で、「無駄に明るい」人のことを「あの人は、便所の100ワットや」というふうに使います。

 LED照明なら、白熱電球の100ワットに相当するのが20ワットくらいですから、LED照明の普及により、「便所の20ワット」「トイレの20ワット」という言葉に変わるかもしれません。
 もっとも、そのころには「便所」という言葉が「死語」になっているかも知れません。

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