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2012年バックナンバー

年金基金の積立金枯渇

AIJ投資顧問の関係で、いろいろな問題点が表面に出てきました。

 厚生年金基金で、厚生年金の代行運用をしている基金のうち、積立金に大穴があいているところが結構ありますが、10年以内に積立金が枯渇しかねない基金が17あることがわかりました。

 労使の掛け金だけでは年金の給付をまかなえず、積立金を取り崩している基金が多く、運用の悪化に加え、年金給付を支えている現役世代が少なくなり、積立金の取り崩しが進んでいるためということです。

 厚生労働は、今のペースで取り崩しが続いた場合、残っている積立金が何年でなくなるかを試算しています。

 こういう記事を見ると、私の加入している弁護士国民年金基金があるかないかが気になりますが、幸いにして入っていません。

 弁護士国民年金基金の運用委託先は、三菱東京UFJ証券、三井住友信託銀行、みずほ信託銀行、第一生命保険、ギャンブルとはほど遠いですね。

 弁護士国民年金基金は、弁護士が急激なスピードで増加していますから、積立金は「ふくれあがっている」と思います。
 もっとも、弁護士に、弁護士国民年金基金に加入する余力が残っているかどうかが問題です。
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