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2012年バックナンバー

関空ソウル路線

平成24年3月25日からの関空国際定期便は、過去最多の週862便になりました。
 昨年の夏期ダイヤに比べ134便の大幅増です。

 増便の主たる原因は、LCCの国際旅客便です。週102便となりました。

 関空からソウルの便は増えます。なね、ソウルは仁川・金浦空港双方です。
 平成24年7月からは、以下のとおりとなります。

レガシー・キャリア(既存の航空会社)
 日本航空(JL) 毎日2往復・週14往復
 大韓航空(KE) 毎日5往復・週35往復
 全日空(NH) 毎日1往復・週12往復
 アシアナ航空(OZ) 毎日5往復・週35往復

LCC(格安航空会社)
 チェジュ航空(7C) 毎日2往復・週14往復
 イースター航空(ZE) 毎日2往復・週14往復
 ピーチ航空(MM) 毎日3往復・週21往復

 レガシー・キャリアのうち、日本航空と大韓航空はコードシェアしていますから、理屈の上では、毎日5往復していることになります。
 また、全日空とアシアナ航空はコードシェアしていますから、理屈の上では、毎日6往復していることになります。

 レガシー・キャリアの割引運賃の航空券は、片道では購入できないか、割高になります。
 つまり往復で「いくら」ですね。
 そして、レガシー・キャリアの割引運賃の航空券は、コードシェアしていないと購入できません。
ということで、行き日本航空、帰りアシアナ航空という組合わせなどはありえません。
 割引運賃でなければ、どの航空会社の便に乗ってもいいのですが、いわゆる普通運賃を購入する人は「まれ」です。
 出張族も、割引運賃の航空券代金しか出ません。

 これに対し、LCCは、原則片道運賃です。
 料金は「行き○○円」「帰り○○円」「合計○○円」となります。
ですから、往復別々の航空会社の航空券を購入することは可能です。

 それにしても、こんなに多くの便があっても採算がとれるのでしょうか。
 採算がとれるのでしょうね。

 なお、LCCは、関空・ソウル間では、思っているほど安くはありません。
 むしろ、早期に、レガシー・キャリアの航空券を購入する方が安いということがあります。

 ちなみに、平成24年4月上旬発の国際航空券の販売価格は韓国路線で前年対比での下げが目立つようです。燃油サーチャージ・空港使用料・入出国税等を除いた金額で、約10%ということですから、それほどかわりませんね。
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