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よもやま話 バックナンバー2/2

オバマ新大統領の演説

 オバマ新アメリカ大統領が就任しました。

 オバマ語録で一番有名なのは「CHANGE」ですね。
 しかし、これは、あまりにも使い古されたフレーズです。

 私が好きなのは「Yes we can.」「Let us keep that promise-that American promise.」です。

 「Yes we can.」が「Yes I can.」なら、鼻持ちならないリーダーです。
 「we」という言葉を使うことによって、世の中を良くしていくのは、私ではなく、私と国民が一緒になって良くしていくんだという気持ちが伝わります。

 また「Let us」がなければ、これも、自分が1人で成し遂げるという、やはり、鼻持ちならないリーダーです。
 やはり、「Let us」という言葉を使うことによって、私だではなく、私と国民が、手を携え協力して、アメリカを良くするのだという気持ちが伝わります。


 私のホームページのトップページにあるキャッチフレーズ「悩み事を一緒に解決していきませんか」も「we」「Let us」が含まれています。

 弁護士が1人で、法的紛争を解決できるはずがありません。
 依頼者がいて、依頼者から話をよく聞き、私のアドバイス・書面作成・交渉などをあわせ、よい「法的紛争の解決」ができると思っています。

 昔は、「私に任せなさい。ちゃんとしてあげるから」という弁護士さんもおられたようですが、現在ではまれではないでしょうか。
 弁護士と依頼者が、信頼しあい、協力しあってこそ、よりよい「法的紛争の解決」ができるのではないでしょうか。

この意味で、「I」ではなく「we」という言葉を使用し、「Let us」という言葉を使用したのは、私には魅力的にうつります。


 ちなみに、本音を言いますと、私は「CHANGE」は好きではありません。
「CHANGE」という言葉を使うのかどうかは別として、基本的な「法律改正」は勘弁してほしいというのが実情です。できれば、法曹大増員も・・

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