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よもやま話 バックナンバー2/2

セコロジー

 「セコロジー」という言葉をご存じでしょうか。

 日曜朝に、4チャンネル(毎日放送)で放映されている「がっちりマンデー」で、経済学者である森永卓郎氏が提唱した造語です。

 新大阪と東京を往復する場合、新大阪から東京は600キロメートル未満なので、熊谷まで往復切符を買うと往復割引で200円得をする」「大阪から和歌山にJRでいく場合は、大阪・天王寺、天王寺・和歌山までばら売りされている回数券を買うと片道190円の得」「ミニレターという便せんを使うと、郵便切手が60円ですむ」「金券ショップで安くテレホンカードを購入し、それを電話料金にすると安くなる」「ETCで高速道路に乗る時は、早朝夜間割引、通勤割引を利用すると得」「ホテルに予約なしで泊まろうとするとき、フロントに直接行かず、割引サイトで予約をしていくのが得」などなどです。
 もちろん、東京キー局の番組なので、一部、関西バージョンにアレンジしてあります。

 ちなみに、アイスコーヒーを注文するとき氷抜きで注文するとコーヒーの量が多くなるということを番組でやっていましたが、歯の治療中、ドトールで氷抜きのアイスコーヒーを注文したところ(私の事務所のビルには、堂島ビル内郵便局、池田銀行堂島営業部、その他ドトールなどはいっています)、氷の分だけコーヒーが少なくなっていましたことがありました。

 金券ショップなども「究極のセコロジー」ですね。

 確かに、金額は「セコイ」ですが「ついで」があるなど、時間的な余裕があれば、得なことには間違いありません。

 このようにしていると、100円、200円も惜しくなり、銀行のATMなど、時間外利用105円、他行利用105円なんて払ってられません。
 まして、利息29.2%の利息でお金を借りようとすること自体異常です。 

「たかが1円、されど1円 」「1円を笑うものは1円に泣く」ということだと思います。

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