よもやま話 バックナンバー2/2
ティッシュ広告
街頭で試供品を無償で配っていることがあります。
ガムとかなら「おいしい」といって買ってもらおうということなんでしょうね。
ガムとかなら「おいしい」といって買ってもらおうということなんでしょうね。
ところで、駅の近くで、ティッシュを配っていることが結構あります。
大抵は、サラ金のティッシュです。
私のカバンの中にも、2、3ヶ入っています。
ということで、ティッシュをもらったら、その「サラ金会社に借りにいこう」という気になるのでしょうか。
ちなみに、サラ金のティッシュを配るなら、競馬など公営ギャンブル施設の近くなど、まとめて置くなら、工事現場の仮設トイレの中などが有効だそうです。おそらく、公営ギャンブル場近くのティッシュ配りはされていないでしょうが・・
ティッシュといえば、あとは、タクシーにのったときにタクシーの運転手からもらったりすることもあります。
他に、パチンコ店、飲食店、物販店、派遣業、ビジネスホテル、サービス業、病院、動物病院、喫茶店など、いろいろティッシュを配る業種があるようですね。
ちなみに、ティッシュの原価はどれくらいかご存じですか。
専門の業者のサイトがあるのですが、1袋4円くらいです。
もちろん、大手サラ金なら、ボリュームディスカウントがあるのでしょうが・・
弁護士大増員時代、弁護士や事務員が、ティッシュ配りをしているということがあるかもしれません。
前のコラムでも書きましたが、「弁護士の業務広告に関する規程」に定める「弁護士の品位又は信用を損なうおそれのある広告」に該当するから不可とする説が大勢ではあります。
そういいながら、弁護士会の執行部の方々が、弁護士会関係のビラを淀屋橋駅で配っているのを見ますが、「営利」ではないので「品位または信用を損なうおそれがない」のでしょうか。
ただ、社会通念は変化しますし、「そんなこと言ってる場合か」と見切り発車する若い弁護士さんがあらわれるかもしれません。