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よもやま話 バックナンバー2/2

高速道路の必要性

ガソリン税の議論の時に、高速道路が話題になっていました。
 本当に、これ以上高速道が必要かという疑問もあります。

「日本の高速道路」 をみれば、高速道路がどこを走っているかよくわかります。

 勤務している大阪、自宅のある兵庫などは、結構高速道路があることがわかります。
 よく利用されています。
 逆に、高速道路が全くない県もあるようです。

 ちなみに、私の出身の和歌山県は、和歌山から田辺(和歌山、海南、湯浅、御坊、みなべ、田辺)まで高速道路が走っています。そして、現在、田辺から白浜まで延伸工事をしてます。

 和歌山県民によっても違うのですが、和歌山市に居住している人の大半は、大阪への高速道路だけで十分というのが多数でしょう。
 大阪側が遅れていたのですが、関西空港のおかげもあったのか、平成にはいってからやっと全線開通しました。

 私の父方の親戚は、「みなべ町」(旧南部川村)にほとんど住んでいますから(先祖代々の墓も)、高速道路は、和歌山-みなべ間で十分です。

 大阪方面から、白浜までの自動車利用の観光客は多いですから、白浜までの高速道路は間違いなく建設されるでしょうね。本来は、白浜から新宮まで高速道路が建設される計画はあると思いますが、利用する人は、ごくごく少数でしょう。土建業者をもうけさせるだけですね。

 JR紀勢線は、和歌山-新宮間は全線電化、紀伊田辺-新宮間は単線ですが、1、2時間に1本は、特急が走っています。
 瀞八丁、那智の滝程度なら、特急オーシャンアローで行くのが合理的です。
 また、熊野古道は、当然ながら高速道路と縁がありません。
 高野山は、鉄道なら南海高野線、あるいは、一般道路利用で十分しょう。

 ということで、和歌山県の人も、ガソリン税が安くなるなら、これ以上高速道路の建設は必要ないというのが本音でしょう。
 というか、ガソリン税などに関係なく、これ以上高速道路を造っても、採算に合うはずがありませんから、国と県の建設費負担、2対1の「1」すら負担は賢明ではないと思います。


 ここいらで、高速道路は、通行量が確実に多いと予想される、いわば採算の合うものだけにしたらどうでしょう。
 採算の合わない高速道路は無駄のように思います。

 また、自動車より電車の方が地球環境にやさしいですし、日本は、有数の鉄道大国です。
 ガソリンも高騰する一方です。
 「狭い日本そんなに急いでどこへ行く」ということもありますから。

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