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よもやま話 バックナンバー2/2

偏見

弁護士会で、買収防衛策についての講演がありました。

 企業価値の計算方法、なぜ企業買収のターゲットにされるのか、上場・上場廃止のメリットデメリットなどなど。

 本論について述べだすと、知識不足の馬脚をあらわしますから、本論についてはふれません。

 ただ、印象に残っているのは「よくわかっている人の話は分かりやすい、わかりにくい話をする人は自分がよくわかってない証拠」というのがありました。
 私のホームページを見た方から、コラムに「わかりにくい」のがあると言われることがあるので、「自分が消化不良でわかっていないのかな」と反省すべき点が多いです。


 ただ、その講師が、一連の判決があった某ファンド代表者の話をした際、某ファンド代表者を快く思っていない様子で、某ファンドの代表者が、「アメリカでも地方に住んでいて、実社会のことがよくわからないのではないか」という点まではいいとして、「オーストリア系のユダヤ人」と言ったのにはびっくりしました。

 確かに、姓がドイツ系であることは間違いありませんし、風貌も巷間いわれるユダヤ人の風貌であることも間違いありませんが、「そこまで言わなくても」という感じがしました。
 もちろん、人種差別に該当するかもしれませんし、「話をわかかりやすくするため」ということなら「邪道」でしょうね。
 もっとも、私も「差別的発言」をしないようにとの戒めにはなりました。
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