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よもやま話 バックナンバー1/2

素人参加番組

 「素人参加番組」というのがあります。

  「NHKのど自慢」(NHK)という番組は続いています。
 「パネルクイズ アタック25」(朝日放送)という番組が続いています。
 「新婚さんいらっしゃい」(朝日放送)という番組が続いています。
 「なんでも鑑定団」(テレビ東京)という番組が続いています。

 「アップダウンクイズ」(当初・毎日放送)という番組がありました。
 「アメリカ横断ウルトラクイズ(日本テレビ)という番組がありました。
 「風雲!たけし城」(TBS)という番組がありました。
 「パンチDEデート」(関西テレビ)という番組がありました。

 テレビ番組は、東京のキー局制作というのが多いのですが、「素人参加番組」は、圧倒的に、大阪のテレビ局作成のものが多いです。

 このごろ、「素人参加番組」は少なくなりました。
 イギリスが発祥で、ドイツ、フランスなどでも放送されている「ミリオネア」も、日本だけは、なぜか、素人ではなく、タレントがでています。

 テレビをつけるたび、見慣れた芸人やタレントがクイズをしたり、ゲームをしたりなど、どの番組でも、どの番組でも、似たような顔触れが登場しています。

 バラエティー番組やクイズ番組意外では見かけず、「本業は何なんだ」というタレントも多いです。

 なぜ「素人参加番組」がほとんどなくなってしまったのでしょう。

 肖像権の問題があります。
 テレビ番組の許可は得ているのですが、DVD化しようとしたら、どこに住んでいるのかもわからないということがあります。
 放送されて、クレームが付く確率も多いそうです。

 また、「素人参加番組」は視聴率がとれないそうです。

 さらに、テレビ受けする素人を探すのは困難です。何の特徴も面白みもない素人を見ても誰も喜ばなくなったと言われています。

 クイズ番組は、出場者が「クイズ番組のセミプロ」みたいな人ばかりということもありました。

「NHKのど自慢」「パネルクイズ アタック25」「なんでも鑑定団」などは、素人が「芸」をする必要がありません。単に「歌ったり」「クイズに答えたり」「骨董を持参したり」すればいいだけのことです。

 素人が、ある意味「芸」をしなければならない 「新婚さんいらっしゃい」のような番組は、オーディションが大変だそうです。

 本業が一流でないタレントがでる番組を「見飽きた」という感じを持っていらっしゅゃる方も多いと思います。
しかし、仕方がないですよね。
 本業が一流なら、本業で稼ぎます。

 なお、映画や番組の宣伝のため、一流のタレントでも、バラエティー番組に積極的に出演することはあります。
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