よもやま話 バックナンバー1/2
カウントダウン
カウントダウンという言葉があります。
数を大きい方から小さい方へ数えていくことですね。
ロケットの打上げなど、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0 fire!とカウントダウンされます。
また、大晦日、新年になるまで、やはり、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、happy new year!とカウントダウンされます。
「あといくつ寝るとお正月」という童謡もありますね。
ロケットの打上げなどは、その秒ごとに状況を観察しているのでしょうが(打上げを中止はできないでしょうが、問題があった場合、あとの調査で役立つかも知れません)、新年は、嫌といってもやってきます。
大リーグのニュースを見ていると、毎日のように、イチローが何本ヒットを打った、残り試合何試合で、200本まであと何本という放送をしています。
あと、2、3本くらいからはじめるならともかく、「あと」「30本」とか放送されても、興味がないものは興味がありません。
平成22年9月21日に残り3本になりましたから、本来なら、カウントダウンは、ここらあたりからでしょう。
確かに、今シーズン、怪我をすることなく、200本安打を達成すれば、10年連続の達成となります。
もっとも、もともとの最長記録はイチローが更新中ですから、「10」年という「きり番」が重要なんでしょう。
達成したらば、盛大にお祝いをすればいいと思いますし、その偉業を称えればよいでしょう。
しかし、達成するまでは、静かに見守っていた方がよかったかもしれません。
もちろん、そんなことを気にするような人間とは思えません。
気にするような人間なら、人間離れした記録は残せないでしょう。