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トリビア バックナンバー 1/2

虹は何色

虹は何色(なんしょく)でしょうか

 7色ですね。
 赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色ですね。
 松田聖子、中川翔子の「硝子のプリズム」という歌に「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫(せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し)」という歌詞があります。

 虹が7色に見えるのは、太陽光が7色に分解されて「見える」からです。
 プリズムを通した太陽光が、7色に分かれるのと同じ現象で、大気中の水滴がプリズムの役目をしているのですね。

 ただ、可視光線をその波長によって分離してみると、それぞれの波長の可視光線が、人間の目には異なった色を持った光として認識され、また、連続的な移り変わりですから、文化によって分類の仕方は異なります。
 理屈の上では、いわば無限です。

 「rainbow」(rain (雨)+bow(弓))と呼ぶイギリスでは、赤色、橙色、黄色、緑色、青色、紫色の6色だそうです。藍色が抜けています。
 ただ、イギリス人の科学者ニュートンの提言で、公式には、藍色(indigo)が加わり日本と同じです。

 「arc-en-ciel」(arc(弓)+en(の中の)+ciel(空))と呼ぶフランスでは、日本と同じ7色だそうです。

 「Regenbogen」(Regen(雨)+Bogen(弓))と呼ぶドイツでは、赤色、黄色、緑色、青色、紫色の5色だそうです。

 「(こう)」(古代中国人が虹を龍か蛇のような長虫と考えたため「虫」へんがついています)と呼ぶ中国では、青色、赤色、黄色、白色、黒色の5色、これはさすがに「本当か?」という感じになります。陰陽五行説の色を基礎としているらしいですが・・


 日本でも昔は5色、沖縄では2色(赤、黒または赤、青)とされていたそうです。
 でも、どうやって調べたのでしょうか
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