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ある程度長期の延滞、また、任意整理でも、個人民事再生（個人再生）でも、破産でもすべて、いわゆるブラックリストにのります。

　ブラックリストは、一応、銀行系、サラ金系、クレジット会社系に分類されますが、１つの会社が複数兼業している場合がありますので、任意整理、個人民事再生、破産いずれをしても、すべてのブラックリストにのると考えておいた方がよいかと思います。
　また、７年程度はブラックリストから抹消されないと言われています。

　しかし、任意整理、個人民事再生、破産いずれかをして、これ以上、借金をしたいでしょうか。
　任意整理なら、その後、破産や個人民事再生は申立てられるのですが、いったん破産、個人民事再生の申立をしてしまうと、その後、また負債ができたからといって、簡単に破産するわけにはいきません。
　法律では７年となっていますが、２度目は、免責になるという保証は全くありませんから、基本的に「一生に一度」とお考え下さった方が賢明です。

　一度、お金でつまずいているのです。お金は借りずに、収入の範囲内の支出で生活していくのが正しいと思います。
　また、将来、住宅ローンも組めないのではと考える人もあるかと思います。
　しかし、ブラックリストにのるのは７年程度です。
　その間に、頭金をこつこつ貯めていきませんか。
　頭金なしの住宅ローンは、完済できるかどうか不安です。
　また、何が何でも「賃貸」より「持家」とお考えですか
　「持家」「持家」といいますが、多額の銀行ローンの残っている「持家」は、客観的にみれば「銀行の持家」です。