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債務(借金)問題

債務・借金

パチンコ屋とサラ金

パチンコ業界も、不景気になっいてるそうです。

 不景気で、サラリーマンの収入が少なくなり、小遣いが減っていますから、パチンコに回せるお金が少なくなるのは当然ですね。

 ただ、パチンコ業界では「パチンコ業界では貸金業法の改正により、パチンコにつぎ込む資金が減少した」という声もあるようです。

 平成22年6月に施行されるであろう「総量規制」が原因です。全業者で、収入の3分の1しか貸せなくなるわけですから。

 サラ金業界は、優良顧客を囲い込もうとして必死です。
 大手でも、成約率(申込んで融資が受けられる率)が減っています。申込者の過半が審査でふるい落とされるということになっています。

 もつとも、アコム、プロミス、レイクなど銀行がバックにいるサラ金と、武富士、アイフルなど、銀行がバックにおらず、経営危機が騒がれるサラ金では異なります。
 今、コマーシャルをして、新規顧客を獲得しようとしているサラ金は、銀行がバックにいるサラ金です。
 武富士、アイフルなどは、貸付けるお金が足りません。成約率も低くなっています。


 もっとも、生活費不足でサラ金から借金をしている人と、パチンコ等のギャンブルのためにサラ金から借金をしている人を比べると、深刻なのは、生活費不足で借金している人です。
 パチンコ等のギャンブルのためにサラ金から借金をしている人は、借金の原因がはっきりしていますし、対処法も「ギャンブルをやめればいい」と単純なものです。
 これに対し、本当に「生活費不足」でサラ金から借金をしている人は手の打ちようがありません。

 破産により免責が認められやすいのは、「生活費不足」でサラ金から借金をしている人ですが、借金が「0」になっても、これからの将来がどうなるのかということを考えれば不安が残ります。
 弁護士にできることは、破産手続き中に、家計簿をちゃんとつけてもらい、家計の「無駄」をなくす習慣をつけてもらうことです。
 「支出」を「収入」以下に抑えれば借金はできません。
 簡単ですが、一番簡単で有効な原理です。


 
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