2015年~2017年バックナンバー
食用犬肉、韓国に法規制なし
韓国では、現在でも犬肉を食べられています。
中国では「四つ足のものはテーブル以外、空を飛ぶ. ものは飛行機以外、何でも食べる」と言われていますが、建前は「中国広西チワン族自治区」の少数民族のみということになっています。
韓国にも、日本で言う「食品衛生法」に該当する法律はあります。
韓国に「畜産物衛生管理法」があり、牛や豚などの家畜を飼育する畜産業者を規制していますが、犬は同法が規制する「食用を目的とする動物」に含まれていません。
このため、飼育・食肉処理・流通過程などで何の規制を受けないことになります。
家畜を飼育する畜産業者を規制していません。
抗生物質のサンプルによる残留検査を行ったところ、45.2%から基準値を上回る抗生物質成分が検出されたという報告もあります。
また、他のどんな有害成分がどれだけ含まれているかわかりません。
飼育過程に規制がありませんから当然そうなります。
韓国の公式統計で犬肉の輸入は「0件」ですが、現実には「中国産犬肉もかなりある」とみられています。
流通過程の規制がありませんから、中国産犬肉もあるかもしれません。
韓国の犬と中国の犬が、どちらが衛生的なのか、怪しいものですが、韓国の人は、中国の犬の方が危険であると考えているようです。
「食用犬肉が依然として存在している現実を考れ、畜産物衛生法上の『家畜』に犬も入れるべきだ」という主張もあるようですが、動物保護団体などは「犬肉を合法化しようというのか」と反対しているようです。
どちらが大切か考えれば答えの出る話なのですが・・・