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2015年~2017年バックナンバー

高齢者のカードによる振込限度額の制限

 茨城県信用組合(本店・水戸市)は、高齢顧客の預金を、ニセ電話詐欺などの被害から守るために、キャッシュカードによるATM利用の振り込みの限度額を1000円にすると発表したとの記事がありました。
 
 年齢が70歳以上で、キャッシュカードによるATM振り込みを過去1年以上していない預金者が対象です。
 
 実施は、平成29年4月24日から、また、提携先金融機関のATMでの振込も制限されます。
 
 1000円を超すATM振込みをしたい場合は、平日の営業時間内にキャッシュカードと届出印、本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)を窓口に持参することにより、茨城県信用組合が振込みの目的などを確認し、限度額を変更します。
 
 全国で、86金融機関が実施、あるいは、実施予定だそうです。
 
 制限をする理由は、もちろん、還付金詐欺対策です。
ただ、茨城県信用組合の場合、平成28年の被害件数は99件、うち8件が、70歳以上で、1年以上ATM振り込みをしていない顧客だったということです。
 
 仕方がないでしょうね。
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