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安倍首相・6カ国協議「再開できる状況にない」
安倍晋三首相は、平成29年4月29日午前、訪問先の英国での内外記者会見で、北朝鮮を「挑発行動を繰り返し、非核化に向けた真摯な意思や具体的な行動を全く示していない」と非難しました。
そのうえで、中国やロシアが再開を求めている6カ国協議について「現状に鑑みれば、現時点でただちに再開できる状況にはない」と述べました。
首相は「対話のための対話はなんの解決にもつながらない」と指摘し、6カ国協議の早期再開よりも「むしろ国際社会が国連安保理決議の履行を徹底するなど、北朝鮮への圧力を一致結束して高めていく必要がある」と訴えました。
日本や米国には過去に6カ国協議を開いても北朝鮮の非核化につながる成果を得られず、結果として北朝鮮に核開発の時間的猶予を与えただけだったとの反省があります。
外務省幹部は「北朝鮮が確実に非核化するとの確証を得られない限り6カ国協議の再開はない」としています。
「○○に刃物」は危険すぎます。
「○○」を取り除くか、「刃物」を取除くかしかないでしょう。
結局、北朝鮮の時間稼ぎにおわった「失われた30年」でした。
一見すると「協議」は良い響きの言葉です。
しかし、この期に及んでの「協議」は、アヘン患者の禁断症状が起きたときのアヘン吸引、二日酔いの迎え酒にすぎません。
ちょうど、現在、アメリカは、トランプ大統領が軍最高司令官の地位にいます。
多少、日本に流れ弾が当たるのは覚悟で、根治治療が大切だと思います。
全面戦争による必要はありません。指導者をかえればいいだけです。